板金
当社ならではの板金3つのPOINT
万が一の事故やお急ぎで対応が必要な場合、当社にご連絡を頂くと最短30分で現場まで急行します。
当社は創業から30年に渡る豊富な知識と技術力をもとに、お客様の状況に合わせた的確な判断にて板金のプロが対応を行わせて頂きます。満足のいく仕上がりになるようスタッフ一同日々研鑽に務めています。
当社は自前の修理工場を持っていることから他店と比べて総額が半額近くになることもありました。
修理費が高くなる一番の理由は部品代にあります。板金のプロである当社であればなるべく部品交換をせずに、新品のような仕上がり状態を可能とする技術を持ち合わせているため、少しでもお安くなるようにご提案を行っております。まずはお見積だけのご相談もお待ちしておりますので、お気軽にお申し付けください。
板金は、フレーム修正など自動車の骨格となる部位を修復する大切な作業です。当社ではメーカー発行のボディー寸法図を基に「ミリ単位」の測定を行い、的確に作業を進めています。また、自動車部品等の材質に関してここ数年急激な変化が起こっています。その変化に対応するため、それぞれの特徴を学び設備投資を積極的に行っております。お客様に価格、品質共にご納得頂けるように「ベストな作業」を目指し、当社は進化し続けます。
施工事例
板金のお問い合わせから納車までの流れ
お車の状態や車種、ご住所などをお伺いいたします。
車検証をご用意頂くことでパーツの手配が必要となった場合にもすぐにご対応できます。
最短で即日30分より事故現場やご自宅など、ご指定の場所にお伺いいたします。お見積のため、一度お車をお預かりさせて頂きます。代車の貸出も無料で行っておりますので、当社へのお持込も大歓迎です。
まずはお見積をお客様にご確認頂き、金額にご納得後、施工へと入ります。お見積は無償にて対応させて頂き、ご納得頂けない場合にはキャンセルも可能です。
施工が完了いたしましたらご連絡させて頂きます。お預期間はお車の状態によって異なります。お支払い方法についてはお問い合わせください。
指定場所までご納車に伺いますので、お車をご確認頂けましたらご納車となります。代車を返却される際には、お手数ですがガソリンを満タンにしてお返しくださいませ。
機械へのこだわり
1.溶接機 YSI 25D Ver.3 intelligent TACTIS QC Ver.3
特徴
- パソコンとの連動で溶接品質管理が可能
- ハイテン材に完全対応
- MAX10,000A超の高出力
- 最大加圧力4,500N、YA-9標準装備
- 第三世代QCプログラムを搭載
- 自動車メーカー標準仕様16φシャンク&キャップチップを標準装備
- 自動加圧調整機能搭載
第三世代QCプログラム THIRD GENERATION“QC”PROGRAM
母材の板厚をセレクトすれば理想の溶接条件を設定・表示。後は通電中にシーケンスして、通電補正する電流自動補正回路により、環境に左右されず常に設定値を通電します。
溶接不良を監視・警告して状態を表示
規定の設定電流値に達しない溶接不良をアラームで警告。更に状態をデジタル点滅により表示します。
自動加圧調整機能
従来行っていた加圧手動設定は必要ありません。
板圧を選択するだけで電空レギュレータにより自動的に加圧を調整します。
- 調整値をリアルタイムに空圧制御
- 制御された実際の空圧値を表示
2.溶接機 YSI 20D Ver.2 intelligent TACTIS QC Ver.2
空冷・ノンインバーター並みの低価格で、高機能・高性能・水冷のスポット溶接機がお求めになれることです。
- 高張力鋼板のパネル交換に必要十分なパワー(8,500A・350daN)
- 溶接条件の設定は、信頼の“Ver.2プログラム”で溶接強度を担保
- 空冷並みの軽量、コンパクトなボディは、移動に収納に威力を発揮
- 乗車用クウォーターパネル打点数程度に十分な使用率を確保
- 冷却は、溶接品質と耐久性を重視し、溶接ガンとインバーターユニットのみを水冷、取り回しを重視した二次側ケーブルは強制空冷とし、操作性と使い勝手は抜群
第二世代 QCプログラム“Ver.2”
最大電流値8,500Aと溶接条件設定プログラムで、的確な溶接強度を確保!
電子頭脳を持ったQC“インテリジェントQCプログラム”を搭載!
母材の板厚をセレクトすれば理想の溶接条件を設定・表示。
後は通電中にシーケンスして通電補正する電流自動補正回路により、環境に左右されず常に設定値を通電します。
溶接不良を監視・警告し、状態を表示。
既定の設定電流値に達しない溶接不良をアラームで警告、更に状態をデジタル点滅により表示します。
溶接用とに応じて最適な四つの電流波形を用意しました。
業界初!水道直結水冷システム
GIGA-PRESS YA-9 ギガプレス Y
高加圧、工業規格準拠の電極と水冷により、理想の溶接品質を確保!
- 通常加圧力350daN、最大加圧力450daN(※1,2)であらゆる鋼板に対応。
- 従来比同等の重量にてエア入力比61%の加圧力UP。
- 通電部分の約9割を水冷し、さらに使用率を高めました。
- 工業規格準拠電極で、新車時のナゲットを忠実に再現。
※1 入力エア厚0.9MPa
※2 高加圧対応アームに交換時
好評のEasy Set up System(PAT.P)を水冷用にアレンジ!
水冷ガン最大のネックだったアーム交換が「早い」。
しかも簡単!水漏れ無し!!※3
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アーム交換開始。カブラはワンタッチで外せ、水漏れ無し!※3
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アームを固定しているレバーを緩めます。
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アームを45度回して引き抜くだけ!一切の工具不要!!
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Uアームを差し込み、レバーを締め込み。
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水の経路を確保して作業終了。この間僅か8秒!※4
※3 カブラ内部に残った液体が水滴程度に落ちることがあります。
※4 完了時間はあくまで目安です。要領等により多少異なります。
専用水冷ユニット(オプション)も用意
専用水冷ユニット使用で、循環水冷使用で作業ができます。溶接機の登場頻度が高い方にお勧めします。
条件設定の重要性
<t1.0 980Mpa級 超高張力鋼板を各条件にてInstron 1123 引張試験機にて引張せん断試験>
殆ど伸びが無く、合格基準点を超える。破断点ではナゲットをもぎ取るような形で一気に破断。
ナゲット周りが軟化し、その部分で伸びが生じる。破断点ではナゲット周りで亀裂を生じた。合格基準点には到達せず。
ナゲットの部分で完全に溶融していない。合格基準点には遥か届かず剥離。溶接不良。
結論:今までの軟鋼のスポット溶接では既定の電流値及び加圧力が無くても通電時間を延ばすことによってある程度はごまかしが効いた。しかし高張力鋼板に関しては規定の溶接条件を整えなければ充分な強度を得ることは出来ない。
従って、既定のパフォーマンスと溶接条件の設定こそが唯一、高張力鋼の溶接施工方法といえる。
スポット溶接条件の変化におけるナゲット形成の例(断面マクロ試験)
電流値 :4000A
加圧力 :100daN
通電時間:0.38sec
電流値 :4000A
加圧力 :200daN
通電時間:0.38sec
電流値 :7000A
加圧力 :200daN
通電時間:0.38sec
YSI-20D Ver.2 諸元表
塗装
熟練の技と最新の設備
塗装はデュボン社製を使用し、ナノクリアー(ベンツ指定塗膜硬度7H[通常2H程])など難易度が高い作業を行っております。
イタリアCMC社(フェラーリ社指定)の上下圧送式塗装ブースを2基完備し、クオリティの高い作業を行っております。アルミホイールの修理やドライカーボンなど、高価で精度の高い部品塗装を受注しております。
輸入車の板金・塗装
当社では輸入車の板金・塗装も数多く行っており、確かな実績でお客様にご満足頂いております。
施工事例
メルセデスベンツのナノクリアー
最近のモデルはナノクリアーで塗装されています。特性としましては、通常のクリアが2~3Hの硬度ですが、耐キズ特性が素晴らしいナノクリアーは、7Hと非常に強固なクリアです。 その為、取り扱いも非常にデリケートで高価な塗料です。見分け方としましては、ピラーに貼ってあるコーションラベルのカラーコードの先頭にCが付いているとナノクリアです。施工直後は普通のクリアと見分けが付かないのですが、年月が経つとキズ(洗車キズ等)の入り方が違ってきます。せっかくの高級車ですので当社ではオリジナルと同じ物で作業しております。
カーディテイリング
ボディーコーティング、ルームクリーニング、インテリアのリペアなど、拘りのメニューもご用意しています。ハイクオリティーな仕上がりをご期待ください。
当社で扱う高張力銅板について
自動車には一般的に軟鋼(低炭 素鋼)と呼ばれる鋼板が使用されていますが、近年ボディの軽量化を目的として軟鋼と同じ厚みでより強度の得られる鋼板が使用されるようになりました。軟鋼と同じ厚みでより強度を得られるということは、鋼板を薄くしても軟鋼と同じ強度を得ることが可能であるということで、置換された鋼板の重量は軽くなります。この鋼板を軟鋼と対比して高張力鋼板と呼んでいます。
高張力鋼板の強度
鋼板の強度は引張強さで示されています。ボディに使用されている鋼板の場合、軟鋼(低炭素鋼)は280~300N/mm2程度の引張強さ、高張力鋼板は400~500N/mm2程度の引張強さのものが多く使用されています。但し、衝突安全ボディの場合は一部に1000N/mm2を超えるような超高張力鋼板も使用されており、溶接時に特別な配慮が必要な場合があるのでご注意ください。
高張力鋼板の種類
自動車のボディに使用されている高張力鋼板には固溶強化型鋼板、析出強化型鋼板のように化学成分を添加して鋼板の性質を強化したものや複合組織鋼板のようにプレス成形後、高周波誘導加熱による焼入れをすることによって強度を上げるものなどいくつかの種類があります。また、トヨタ自動車の新型プリウスに採用されたホットスタンプ材と呼ばれる超張力鋼板も今後、使用が増えていくと考えられています。
メーカー別 高張力(590MPa)・超高張力(980MPa)銅板採用状況
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